過去記事でドコモ、ソフトバンクのプリペイドカードの紹介をしてきました。
今日は残るauのプリペイドカード、au PAY プリペイドカードの紹介です。
みなさんこんにちは&こんばんは。「極小なことからコツコツと」管理人のけんとです。
ドコモとソフトバンクのプリペイド記事は以下になります。
Kyashの上限12万円(今後は5万円)を使い切った場合のサブとしては大いにアリという結果です。
併せて読んでいただけたら嬉しいです。
ドコモのdカードプリペイドの記事
-
-
【dポイントが貯まる】思ったより良い感じ!dカードプリペイド!
今日はプリペイドカードの5枚目、dカードプリペイドの紹介記事です。 このブログではこれまで4枚のカードの記事を書きました。 Kyash、Pollet、バンドルカード、LINE PAYカードです。 すべ ...
続きを見る
ソフトバンクカードの記事
-
-
【通信会社系プリペイドカード】ソフトバンクカードはお得だろうか?
前回はドコモのプリペイドカードを取り上げたので、続きで今日はソフトバンクのプリペイドカード(ソフトバンクカード)の記事です。 プリペイドカードといっても、大きく分けると、Suicaなどの非クレジットカ ...
続きを見る
さて、これまで扱ってきたプリペイドの特徴をまとめます。
- Kyash 一番オススメ。紐付けクレジットとのポイント二重取り
- Pollet 余った金券でチャージ
- バンドルカード ポチッとチャージ
- LINE PAYカード MAX3%還元
- dカードプリペイド Kyashのサブとして優秀。ポイント二重取り
- ソフトバンクカード ソフトバンク利用者はKyashのサブとして使える。ポイント二重取り
では、au PAY プリペイドはどうでしょうか。
シンプルにざっと「お得かどうか?使えるのか?」という視点で見ていきたいと思います。
いつものように先に結論です。
先に結論
- auのプリペイドカードはドコモ、ソフトバンクと同じ還元率0.5%
- でも、3つの中では紐付けできるクレジットカードは一番多彩になっている
- また、付与されるPontaポイントはANA・JAL両マイルに交換できてる
- なので、陸マイラーにとってKyashサブとしては3つの中では最も優秀
- 特に、2020年12月からKyashのポイント付与上限が月5万円までとなるので、サブプリペイドの模索が必要
- au PAYプリペイドはその上位候補としてエントリーできるくらい優秀
もくじ
au PAY プリペイドカードとau PAYカード
とってもわかりにくいのですが、au PAY プリペイドカードなるものと、au PAYカードなるものがあります。
これらは別物です。
au PAYプリペイドカードがプリペイドカード、au PAYカードはクレジットカードです。
なので、au PAYプリペイドカードは審査もなく誰でも作成可能なのに対し、au PAYカードは一定の審査があります。
また、au PAYプリペイドカードは以前はau WALLETプリペイドカードとも呼ばれていていたものです。
- au PAYプリペイドカード プリペイド
- au PAYカード クレジット
今日、取り上げるものはau PAYプリペイドカードです。
dカードプリペイドと同じくMASTERブランドのカードになります。
なので、MASTERカードが使えるお店で利用が可能です。

au WEBサイトより
以前はau利用者のみ作れたようですが、いまはauを契約していない人でも利用可能となっています。

一番大事、還元率と二重取りは?
還元率は0.5%
さて一番肝心の還元率です。
dカードプリペイド、ソフトバンクプリペイドの還元率は0.5%でしたが、au PAYプリペイドはどうでしょうか。
想像通りです。
まったく横並びの0.5%(200円で1Pontaポイント)です。
Pontaポイントは、そのままau PAYプリペイド残高にチャージできますので、現金と同様に扱うことができます。
二重取りはOK
au PAYプリペイドもクレジットカードからチャージすることができます。
なので、還元率1%のクレジットカードでチャージすると、合計1.5%の還元率になります。
これはdカードプリペイドとほぼ同じ条件です。
(ソフトバンクプリペイドについては、ソフトバンクユーザーがスマホ・携帯利用料金と合算支払いを選ぶ場合に限り二重取り可能)
- au PAYプリペイドカードで0.5%+クレジットカードで1%
チャージできるクレジットカード
dカードプリペイドの場合は三井住友カードのVISAかMASTERが必須でした。(でないと手数料がかかる)
ソフトバンクプリペイドの場合はそもそもクレジットカードでチャージができません。
一方で、au PAYプリペイドの場合はそれらよりはすこし制限はゆるくなります。
二重取りできるクレジットカードの一覧は以下になります。
MASTERやAMEXであればどのクレジットカードでもチャージできます。
マイラーが使っているであろうANA MASTERやSPG AMEXでもOKです(ANA VISAはダメですね)。

au WEBページより

簡単な使い方
MASTERカードで決済
1つ目はオーソドックスにau PAYプリペイドカードをMASTERカードとして使うパターンです。
これは特に説明が不要かと思います。
お店で普通にカードを提示する形です。
もちろんネットショッピングもできます。
ただし、プリペイドカードなので、事前に必要金額分チャージしておく必要はあります。

au WEBサイトより
スマホで決済
2つ目はGoogle PAY、Apple Payで使うパターンです。
両方ともQUICPAY+として使うことになります。
ですので、QUICPAYが対応しているお店ではスマホをかざすだけで決済できます。
お店で使う場合は、


という感じです。
なので、プリペイドカードを財布から出す必要もないのでとっても便利な方法です。
AndroidスマホではモバイルSuica、iOSスマホではApple Pay Suicaにau PAYプリペイドカードを登録することもできます。
この場合は、

となります。
でも、モバイルSuica、Apple Pay Suicaを利用する場合は、Pontaポイントが付与されません。
なので、Suicaは使わないようにしましょう。
どうしてもSuicaを使いたい場合は、下記事のカードを用意したほうが良いです。
-
-
【アプリSuica】お得にチャージできる最強クレジットカードは?
今日は、モバイルSuicaなどのSuicaアプリにお得にチャージする方法を紹介です。 スマホにSuicaを入れる方法は現在4種類もあります。 一番の後発が楽天Pay Suicaです。 今年の5月開始の ...
続きを見る
au PAYで決済
3つ目はauが出しているQR決済アプリ、au PAYを使うパターンです。
au PAYとau PAYプリペイドカードは同じ残高を共有しています。
同じ残高から支払手段として、QR決済(au PAY)を使うか、MATERカード(au PAYプリペイドカード)を使うかの違いとなります。
au PAYを使っても還元率は0.5%で同じです。
この残高はau PAY残高と呼ばれていて、先ほど説明したクレジットカードでチャージすることになります。
アプリau PAYはこちらからダウンロードできます。
auユーザーはもちろん、au非ユーザーも利用可能です。
Androidはこちら
iOSはこちら

チャージ方法は多様
au PAYプリペイドカードもチャージ方法は多数用意されています。
6つあります。
このうち、当然、クレジットカードが二重取りでお得です。
ローソンで販売されているau PAYチャージカードもチャージ方法としてありましあたが、2020年9月で販売停止になっています。
- クレジットカード
- 現金
- auかんたん決済
- Pontaポイント/auポイント
- auじぶん銀行
- au PAYスマートローン
auユーザーであればauかんたん決済もおすすめですね。
これはau通信料金とあわせて、au通信で指定しているクレジットカードから引き落とす方法です。
こっちでもポイントの二重取りが可能です。
また、auかんたん決済を選ぶと、「オートチャージ設定」もできます。
これは残高が一定の金額を下回ったら自動で指定金額をチャージする方法です。
でも、スマホはそもそも大手キャリア使う必要はないよね。
格安のMVNOで充分かと。
-
-
【格安SIM】スマホの月額費用比較:大手キャリアとMVNO
先月、2020年8月にGoogleからPixel 4aが発売されました。 わたしは昨年のPixel 3aを使っているので、4aに買い換えるかどうか悩んでいます。 そのようなわたしを横目に、妻が4aに換 ...
続きを見る
また、それ以外の方法については、あえて選ぶ必要はないと思います。

通信会社系3カードの比較
非ユーザーの比較表
dカードプリペイド、ソフトバンクプリペイド、au PAYプリペイド、3種類を紹介しました。
ドコモ、ソフトバンク、auの非ユーザーにとってのこの3つのプリペイドカードの特徴は下になります。
いちばん大事なのは二重取りのところですね。
ソフトバンク非ユーザーはクレジットカードでのチャージができないので二重取りには☓をつけています。
項目 | dカードプリペイド | ソフトバンクプリペイド | au PAYプリペイド |
発行手数料 | 652円 | 0円 | 0円 |
還元率 | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
還元されるポイント | dポイント | Tポイント | Pontaポイント |
ポイント付与の上限 | 30万円/日 | 100万円/日 | 25万円/回 |
二重取り | ◯ | ☓ | ◯ |
クレジットカードの制限 | あり | - | あり |
ユーザーであれば、それぞれのプリペイドカードへのチャージ金額とキャリアの通信量とを合算してクレジット払いにできるので、二重取りができます。

dカードとau PAYに向いている人
マイラーはau PAYプリペイドです。
Pontaポイントは0.5倍のレートでJALマイルに、0.42倍のレートでANAマイルに変えることができます。
ただし、ANAマイルへの変換ルートは長く、結構手間がかかります。
非マイラーの方でも、使いたいクレジットカードが対応している方のプリペイドカードを選べば良いと思います。
dカードプリペイドは手数料の関係で三井住友カードに限定されますが、au PAYプリペイドはそこまで限定されていません。
なので、より柔軟でマイラーにもお得なのはau PAYプリペイドかな。
項目 | dカードプリペイド | au PAYプリペイド |
ANAのマイル | ☓ | 0.42倍 |
JALのマイル | ☓ | 0.50倍 |
使える・得するクレジット | 三井住友カードVISA・MASTER | こちら |
いまのところ、わわたしのKyashサブ候補として1位なのがau PAYプリペイドです。

まとめ
記事をまとめます。
冒頭のプリペイド一覧にau PAYをまとめたものです。
- Kyash 一番オススメ。紐付けクレジットとのポイント二重取り
- Pollet 余った金券でチャージ
- バンドルカード ポチッとチャージ
- LINE PAYカード MAX3%還元
- dカードプリペイド Kyashのサブとしてまぁ優秀。ポイント二重取り
- ソフトバンクカード ソフトバンク利用者はKyashのサブとして使える。ポイント二重取り
- au PAYプリペイド Kyashのサブとして一番優秀。ポイント二重取り。
ここがポイント
- auのプリペイドカードはドコモ、ソフトバンクと同じ還元率0.5%
- でも、3つの中では紐付けできるクレジットカードは一番多彩になっている
- また、付与されるPontaポイントはANA・JAL両マイルに交換できてる
- なので、陸マイラーにとってKyashサブとしては3つの中では最も優秀
- 特に、2020年12月からKyashのポイント付与上限が月5万円までとなるので、サブプリペイドの模索が必要
- au PAYプリペイドはその上位候補としてエントリーできるくらい優秀