雑記

【学部・専攻比較】専攻別の年収はこれだけ違う(主に米国版)

専攻別の年収(日本編)

コツコツ貯めていくには、①資産を運用する、②支出を減らす、そして③収入を増やすの3つですね。

この3つを実践していくことで「気づいたら楽になってた」という状況が達成できると思います。

みなさんこんにちは。管理人のけんとです。

 

成長する企業、産業とそうでない企業、産業があるがあるのは当たり前ですね。

ならば、イケイケの産業で求められるスキル(=専攻、専門分野)を大学で身に付けているほうが収入は多くなると思いませんか?

今回の記事では③に注目して、大学でどのような専攻を学んだかによってどれだけ年収が変わってくるかを見てみます。

以前の記事(お得な職種は何?)の続きになります。

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ただし、わたしの知る限り日本国内で専攻別の給与という実態データは見当たりませんでした。

いくつかはありましたが、きちんとした調査結果に基づいていると判断できるものはほとんどありません。

そもそも文系・理系のようなざっくりとした職種分けはあっても、学部別に職種を分けるような考え方は日本にはあまりないですから。

例えば、日本文学を専攻しても、(限界はあるでしょうが)どのような企業にも就職できますよね。

 

信用できる選考別の給与としては、内閣府が出している経済分析という雑誌に掲載されている安井(2019)という論文がありましたが、自然科学、社会科学のようなざっくりとした専攻(8専攻に分類)の議論に留まっています。

2014年の男性3.255人、女性1,490人の大学での専攻と年収との関係を分析したところ、安井(2019)最も稼げているのは「医学・薬学」であり、次いで「福祉」、「社会科学」、「自然科学」、「建築=人文科学」、「芸術」となっていることを示しています。建築、人文科学、芸術系の学部は年収が低くなる傾向にあるようです。

 

日本の労働市場では新卒採用一括主義や企業内研修が今でも根強く残っていますので、医学・薬学や福祉のような専門性が高い分野を除いて、あまり大学の専攻と年収とは関係性が低くなってしまうのかもしれません。

日本でも2020年3月から厚生労働省がONETの運用を開始しました。

これは労働がAIに取って代わられる可能性があるのでは?という批判を受けて米国版ONETをまねて作ったものです。

これはまだ職業把握の段階ですが、今後はさらに進んで就職前の状況、つまり大学と職業とのリンクなども今後は拡張していくのでは?とわたしは予想しています。

 

そこで労働の流動性が高く、データも充実している米国のPayScalelの専攻別給与データを参照して今日のお話しを進めたいと思います。

 

専攻別の年収(米国編)

上位10専攻

まずはPayScaleの専攻別年収から見ていきましょう。

このCollege Salary Reportで紹介されています。

左のAssociate degreeはいわゆる短期大学、右のBachelor's degreeが大学学部を指します。

なので、右のほうのリストを見ていきます。

 

このリストを見ると800を超える専攻があります。

けんと
すごく多くない?さすがアメリカ?

と感じてしまいそうです。

日本はこんなにたくさん無いような気がしますが、もしかするとあるかもしれません。

機会があったら調べてみようかと思います。

 

10年の経験を積んだあとのMid careerでの年収を見ると下の表のようになっています。

 

石油工学は強いですね。17万ドル(約1,800万円)以上です

日本では馴染みが無い専攻かもしれません。

1,800万円も年収があったらいろいろなことができてしまいます。

コツコツと貯めなくても余裕のある生活ができそうです。

 

2位の電気工学・コンピュータサイエンスはさもありなんという感じでしょうか。

第4次産業革命まっしぐらでハイテク産業がイケイケの昨今、やはりコンピュータはお得ですね。

 

以外だと思われるのは3位、6位に入っている経済学系統、そして医学が入っていないことかもしれません。

私も経済学専攻ですから、そうだろうなとは思いますが、文系のくせになかなかな学問だと思います。

ビックデータや統計というと、みなさんはどの学術分野を想像するでしょうか。

おそらく、経済学が最も深くデータ分析を行っています。

経済学部では統計学が必修授業となっている大学も多いです。

もちろん、それ以外の分野でも統計学は扱っていますが、それを最も授業で提供してきたのが経済学部だと思います。

そして、そのことと最近の「統計」への授業がマッチしてこの結果になったんだと推測しています。

 

10位の航空学・宇宙工学もこれから!という分野でしょうから、これから大学に入る人は選択肢として考えるのもありでしょう!

宇宙開発はまだまだですが、間違いなくこれから伸びてきますよね。

テスラ創業者のイーロン・マスクも、スペースXで宇宙開発を目指していますし、漫画宇宙兄弟も売れています!

個人的には「プラネテス」という宇宙アニメが好きです。

見たことない人はぜひ見てみてください(話変わりすぎですね)。

 

下位10専攻

次はちょっと否定的にはなりますが、収入が低い下位10位(826位から835位)の専攻を見てみましょう。

Mid careerでの収入でも5万ドル弱ということで、上位の専攻の3分の1程度の年収になっています。

 

見てもらうと気づくかと思います。

多くは、福祉と教育系の専攻です。

福祉も教育も公的サービスの色が強いので、高い給与を支払うということが困難なのかもしれません。

また、個人の成果も目に見えるものではないということも背景としてあるような気もします。

Baking & Pastry Artsという専攻があるのは面白いですね。知らなかったです。

 

先の日本の事例だと、福祉は割と収入が高いというような説明をしましたが、米国ではその逆の結果になっているようです。

日本も労働の流動性が高まりつつあります。

なので、米国の状況に近づいていくこともあるかもしれないですね。

 

けんと
興味があればぜひPayScaleのウェブサイトで確認をしてみてください。

 

まとめ

主に米国のデータを見てきましたが、お得になる専攻とそうでない専攻で3倍もの年収差が示されています。

日本の大学や労働市場も、まだまだですが少しずつ米国のように変わってきています。

なので、いまのような専攻と年収はあまり関係ないよというような感じではなくなっていくのではないでしょうか。

せっかく大学に進学するのであれば、少しでも自分にとって特になるような専攻を選んでみるのもよいかと思います。

 

まとめます。

ここがポイント

  • 石油工学、コンピュータサイエンスがお得!
  • 文系であっても経済学、次点で経営学はお得!
  • 教育や福祉は少しお得ではないかも。好きなら好し。

 

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