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【ハイテク投資信託】本家QQQと国内QQQのパフォーマンス比較

今日は昨日に引き続き、投資信託の比較になります。

取り上げるものはQQQです。

皆さんご存知米国ナスダック市場の100銘柄から構成されるハイテク株の投資信託です。

本家のQQQは正式名称「Invesco QQQ Trust Series 1」というETFになります。

そして、このQQQですが、国内版のものもいくつかでています。

そこで、今日の記事では本家QQQと国内QQQとのパフォーマンス比較を行っていきます

みなさんこんにちは&こんばんは。「極小なことからコツコツと」管理人のけんとです。

 

本家ETFと国内投資信託の比較はこれまで記事にしていますので、良ければ御覧ください。

VOO(米国SP500)、VTI(全米)、VO(全世界)と比較してきて今日の第4弾はQQQ(米国ハイテク)です。

 

本家VOOと国内VOO

本家VTIと国内VTI

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けんと
毎回になりますが、このブログはただの情報提供です。

金融資産の運用は自己責任でお願いします。

 

QQQとは

QQQはハイテク株の多いナスダック市場での上位100銘柄から構成されているETFです。

なので、その構成内容は皆さんご存知ののGAFAMです。

↓に構成比率の高い上位5銘柄とその構成比率を載せておきますね。

 

  1. AAPL アップル 13.17%
  2. AMZN アマゾン 10.84%
  3. MSFT マイクロソフト 10.75%
  4. FB フェイスブック 4.19%
  5. GOOGL アルファベット(グーグル) 3.43%

 

これに続いて、TSLA(テスラ) 、NVDA(エヌビディア)、ADBE(アドビ)、NFLX(ネットフリックス)などの錚々たるハイテク株が続きます。

テスラは2020年7月に時価総額でトヨタを抜いて自動車メーカーとしては世界最大規模となりました。

(テスラが自動車メーカーかどうかの議論はありますが)

 

QQQの設定日は1999年です。

かなり古くからあります。

ドットコムバブルの頃に生まれたETFです。

「あーあったあった!ドットコムバブル!」という方。

わたしと同じおっさんですね(笑)

わたしはまだ学生でしたが記憶にります。

2000年にドットコムバブルが弾けたので、QQQは生まれてすぐに不遇な扱いを受けていたETFです。

過去のチャートは以下になります。

 

 

2000年の高値を更新したのは16年後の2016年です。

2000年当時のバブル時にQQQを購入した投資家は16年間も塩漬け(含み損を保有)にしているか、ロスカットしたことになります。

とはいえ、2003年を基準としてみると破竹の勢いです。

 

10年前の2010年10月を基準として、QQQと過去に取り上げてきたVOO(米国SP500株式)、VTI(全米株式)、VO(全世界株式)、VWO(新興国株式)とを比較したものが下図になります。

すごいですQQQ。他を寄せ付けない圧倒的なパフォーマンスです。

VOOの倍以上も伸びています。

VOOとVTIはかなり近い動きなので、かぶって見ずらいですね。

  • QQQ +434.9%
  • VOO +185.3%
  • VTI +182.5%
  • VT +83.9%
  • VWO +3.2%

 

 

このように、QQQは過去10年だと圧倒的パフォーマンスを叩き出しています。

「この頃に資金を仕込んでおいたらよかった!」って思うんですが、わたしはこのころ入院(大学院生活)中なんで資金はなかったですね(泣)

とはいえ、VOO、VTI、VTなどほかのETFはQQQのドットコムバブル崩壊のような極端な暴落はありません。

もちろん、リーマンショックのころの暴落はありますが、QQQのドットコムバブル崩壊時の暴落は本当にナイアガラです。

なので、QQQはリターンも大きいですが、その分リスクも相当大きいかもれないと認識しておくべきですね。

 

けんと
過去10年のパフォーマンスはQQQは圧倒的です

 

取り上げる国内QQQ

このQQQの国内版は、3つあります。

 

  • iFreeNEXT NASDAQ100インデックス (大和アセットマネジメント)
  • NZAM・ベータNASDAQ100 (農林中金全共連アセットマネジメント)
  • インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)(日興アセットマネジメント)

 

長いので、運用会社の名前をとったそれぞれ大和QQQ、農林QQQ、日興QQQと呼ぶこととします。

それで、全部を比較していきたいのですが、設定日(販売開始日)を見ると、以下になります。

 

  • 大和QQQ 2018年8月31日
  • 農林QQQ 2020年3月12日
  • 日興QQQ 2020年8月31日

 

農林QQQはまだ半年程度の運用実績しかありません。

日興QQQに至っては2ヶ月も立ってない状況です。

これだとなかなかパフォーマンス比較ができないですね。

なので、QQQとパフォーマンスの比較をする際は主に大和QQQとの比較を行っていきます

 

けんと
大和QQQが少し実績があって、農林QQQと日興QQQはまだ出来たてです

 

運用リターンの比較

ではQQQと国内QQQの運用益の比較をしていきます。

大和QQQの設定日が2018年8月末なので、2018年9月~2020年10月までの2年2ヶ月の月次データを使って比較をします。

 

QQQは「ドル建て」、「分配金アリ」な一方で、国内QQQは「円建て」、「分配金ナシ」です。

なので、QQQは為替変動分と分配金(単利)も加えた総資産の推移を計算しています。

2018年9月に各銘柄を購入した場合(2018年9月を1に基準化)の資産推移が下の図になります。

ただし、農林QQQは2020年3月からなので、2020年3月時点での資産額を大和QQQと同じと仮定して描写しています。

 

海外ETFと国内投資信託との比較をしているブログやYoutubeが多くありますが、多くは値動きだけの単純比較な気がします。

海外ETFの場合は為替変動と分配金の影響がありますので、きっちりとそこも考慮して比較したほうが良いです。

 

 

うーん。見ずらいですね。

気持ち「赤や緑線」の国内QQQのほうが本家よりもパフォーマンスが悪いようにも見えます。

でも2019年代は国内QQQのほうが良さそうです(為替の影響です)。

 

で、2年2ヶ月の運用(農林QQQは8ヶ月)の結果の資産倍率は下のとおりです。

  • QQQ 1,468,424円(+46.8%)
  • 大和QQQ 1,432,525円(+43.3%)
  • 農林QQQ 1,418,628円(+41.9%)

 

QQQ自体の値上がり率がアホみたいに高いので、QQQと大和QQQの違いはあまりないように見えます。

でも冷静になってください。

QQQと大和QQQで2年2ヶ月の運用パフォーマンスは3.5%も違いますよ。

農林QQQとだと4.9%も変わってきます(年利に換算したものです)。

100万円投資していると3.5万円~4.9万円も運用益に差が出てきます。

あまり変わらないように見えるのはただの錯覚で、3.5%モノ違いは無視できません

 

けんと
圧倒的にQQQが運用益が出ています

 

コスト(手数料)の比較

では、次にQQQと国内QQQのコストについて見ていきます。

年間運用手数料は下記のとおりです。

 

  • QQQ 0.2%
  • 大和QQQ 0.495%
  • 農林QQQ 0.44%
  • 日興QQQ 0.484%

 

年間運用手数料はQQQが国内の3銘柄の半分以下です。

一番後発の日興QQQが先発の農林QQQよりもコストが高いのはうーんという感じですね。

運用リターンが同じならあえて日興QQQを購入する必要はなさそうです。

運用手数料は価格に含まれていますので、このことが↑のリターンの差にあらわれているでしょう。

 

↑のリターンに含まれていないものとして、売買手数料と為替手数料があります。

これらはQQQだけに発生するコストです。

QQQの場合は買付手数料が0.45%(最大22ドル)、売却手数料が0.45%(最大22ドル)、為替手数料が片道1ドルにつき4銭かかってきます

 

100万円をドルに変換して(為替手数料4銭)、QQQを購入(買付手数料22ドル)します。

そして、運用して売却(売却手数料22ドル)して、円に変換(為替手数料4銭)です。

これが結構かかるんですよね。

今回のケースだとこの手数料に5,276円分(投資額の0.53%分)かかる計算になります。

 

けんと
運用コストQQQが優れているね。でもQQQは追加で0.53%のコストもかかる

 

トータルで一番良いのはコレ

では、リターンとコストを見たので、各銘柄のトータル(運用パフォーマンス)を見てみます。

リターンが25ヶ月分、コストは年間なので、単純調整して年間の純リターンを計算しています。

 

QQQが最も高くて+47.34%です

これは100万円投資をすると、2年1ヶ月後に為替・売買手数料も差し引いて147.34万円になることを意味します。

凄まじいですね。

続いて、やはりリターンは落ちますが+43.25%で大和QQQ、+41.86%で農林QQQという結果になっています。

4%も差が出ています。

 

  • QQQ 1,473,438円 (+47.34%)
  • 大和QQQ 1,432,525円 (+43.25%)
  • 農林QQQ 1,418,628円 (+41.86%)

 

圧倒的にQQQが実質的な運用パフォーマンスが高い結果です。

大和QQQ、農林QQQを選ぶ理由は特にないでしょう。

どうしても円建てで!というのであれば、4%のリターンが下がることとなります。

 

けんと
過去2年間のデータを見る限り、ハイテク株の投信を選ぶならQQQでOK。国内QQQ銘柄を選ぶ理由は特になさそう

 

まとめ

まとめます。

米国VTI>楽天VTI

米国VOO<SBI VOO

全世界VT<eMAXIS VT(除く日本)

米国QQQ>大和QQQ(農林QQQ)

という結果ですね。

ここがポイント

  • ハイテク株投資の米国ETFと国内投資信託を比較してみました
  • QQQと大和QQQ、農林QQQ、日興QQQの4つの比較です
  • リターンとコストとを詳細に分析すると、本家QQQが最もパフォーマンスが良かったです

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