今日は、たっっくさんの人が1枚はもっているであろう楽天カードに関する記事です。
わたしも漏れなく1枚持っています。
みなさんこんにちは&こんばんは。「極小なことからコツコツと」管理人のけんとです。
とうとう9月も終わりですね。これから寒くなってくるのでみなさん体調にはお気をつけください。
記事を書いてて、2記事に1記事は楽天という単語を使っているような気がします。
ポイ活や資産運用をしていると、間違いなく楽天を利用することになるので、当たり前なんでしょう。
楽天は社内公用語も英語と聞いているし、飛ぶ鳥を落とす勢いで拡大していってますね。
(コングロマリット過ぎなのが気になりますが)
さて、本題に戻ります。
楽天カードは全部で10種類がラインナップされています。
それぞれ特徴がありますが、この中の次のベースの3種類をこの記事で比較してみたいと思います。
- 楽天カード(ノーマル)
- 楽天ゴールドカード(ゴールド)
- 楽天プレミアムカード(プレミアム)
楽天カードには招待制(インビテーション)の楽天ブラックカードもあるんですが、そっちは横においておきます。

金融資産の運用は自己責任でお願いします。
もくじ
ベースの3種類(ノーマル、ゴールド、プレミアム)
カードの特徴一覧
この楽天カードの3種類ですが、当然それぞれ特徴があります。
その特徴を一覧にしたものが下の表になります。
それ以外にも細かい違いはありますが、この3種類で悩む際に検討に値する項目だけを選んでいます。
以下では楽天カードのことをノーマル、楽天ゴールドカードのことをゴールド、楽天プレミアムカードのことをプレミアムと表記することとします。
項目 | ノーマル | ゴールド | プレミアム |
年会費 | 無料 | 2,200円(税込) | 11,000円(税込) |
還元率(ベース) | 1% | 1% | 1% |
SPU倍率(楽天市場のみ) | +2% | +4% | +4% |
ETC | 550円(税込) | 無料 | 無料 |
デザイン(券面) | 選べる | 選べない | 選べない |
プライオリティ・パス | ✕ | ✕ | ○ |
旅行保険 | (海外)2,000万円 | (海外)2,000万円 | (海外)5,000万円
(国内)5,000万円 |

年会費
そこそこ違います。
当然年会費はノーマル<ゴールド<プレミアムとなっています。
ノーマルは永年無料という特徴があります。
一方、ゴールドで年会費は2,200円、プレミアムで11,000円です。
一般的なゴールドよりも楽天ゴールドカードの年会費は安いですね。
プレミアムが一般的なゴールドカードの年会費くらいな感じです。

還元率
どのカードも基本還元率は1%です。
違うのは、楽天市場・楽天ブックスで買い物をした場合です。
加えて楽天トラベルでも違うのですが、楽天トラベルを使うくらいならHotels.comかExpediaをポイントサイト経由で使ったほうがよいので割愛です。
楽天市場で買い物をする場合、ノーマルだと3%に対し、ゴールドとプレミアムは5%にUPします。
5%割引は相当なカードスペックです。
さらに、SPUによるカード以外の倍率も加わってきますので、還元率7~8%は楽に行くかと思います。
もちろん、還元されるポイントはすべて楽天ポイントです。
なので、ANAマイルに交換する際は楽天ポイントからの還元レートが0.5倍ですので、還元率は半分になります。
SPUに関しては過去に記事を書きましたのでよかったら読んでみてください。
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-
【楽天市場】SPUをうまく使い倒せ!5倍6倍は楽勝のおすすめ案件
2020年8月2日~9日まで楽天市場でお買い物マラソンをやっていましたね。 いろいろなお店で買えば買うほどポイント倍率(=還元率)がアップしていく不定期キャンペーンです。 ついつい、先走って日用品など ...
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楽天市場での還元率を考えると、ゴールドでOKとなり、プレミアムを選ぶ必要はありません。

海外旅行
2020年は新型コロナで海外旅行ができませんが、プレミアムの真骨頂は海外旅行時に発揮されます。
なんと、プライオリティ・パスがついてくるんです!
プライオリティ・パスを持っていると、海外の空港でラウンジが利用可能です。
600都市の1,300以上のラウンジが利用可能になります。
ハブ空港のトランジット待ち時間や、少し早めに空港についたときの時間つぶしをラウンジで快適に過ごすことができます。
さらに、国際線のラウンジは日本国内線と違って、軽食が出たりシャワールームがあったりと利便性が高いです。
プライオリティ・パスがついてくるクレジットカードを見ると、安い順にランキング(5位まで)は下になります。
楽天プレミアムがプライオリティ・パスがついてくるカードの中で一番安いです。
- 楽天プレミアムカード (11,000円)
- アメリカン・エキスプレス・カード(13,200円)
- TRUST CLUB ゴールドカード(13,200円)
- SuMi TRUS CLUBリワードワールドカード(13,200円)
- デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード(13,200円)
加えて、プレミアムはゴールドと違って付帯保険も充実しています。

使い方によるベストな一枚は?
ノーマル vs ゴールド
カードの費用(年会費)と得られる便益(リターン)を勘案し、どこで得になるかということを考えてみます。
その境目のことを損益分岐点と書いてあるブログもありましたが、ちょっと意味が違うのでここでは使わないようにします。
その前に、ゴールドとプレミアムは還元率の点で同じですから、天秤にかける項目は下のノーマルとゴールドの2種類です。
しかも、この2枚は楽天市場以外で使う場合は同じ還元率です。
なので、ゴールドの年会費2,200円が楽天市場・ブックスの利用額で得られるリターンより大きくなるかどうかでどっちのカードがよいかの判断が分かれます。
ノーマル | ゴールド | |
年会費 | 0円 | 2,200円 |
還元率(楽天市場の場合) | 1%(3%) | 1%(5%) |
まぁ、2,200円を0.02(2%)で割ればよいだけですね。
110,000円になります。
つまり、年間で110,000円以上(月平均で9,667円以上)の金額を楽天市場で使う人はゴールドがお得になります。
それ以下しか使わないなーってひとはノーマルで十分です。
ちなみにわたしはノーマル保有です。

ゴールド vs プレミアム
年間で11万円以上楽天市場で買い物をする人が次に考えるのはゴールドにするかプレミアムにするかです。
この2枚は還元率はほぼ同じです(お誕生月サービスがプレミアムにあるので少し違いますが)。
なので、この2枚の比較では年会費9,000円と海外旅行保険とプライオリティ・パスとを天秤にかけて考えることになります。
ゴールド | プレミアム | |
年会費 | 2,200円 | 11,000円 |
保険・プライオリティ・パス | 2,000万円、ナシ | 5,000万円、アリ |
これはどっちがお得になるかってのは「人による 」としか言えません。
ただし、よく海外旅行や海外出張にいくひとは、プレミアムがお得になるでしょうし、全く海外に行かない人はゴールドで十分です。

まとめ
まとめます。
ここがポイント
- 楽天カードはノーマル、ゴールド、プレミアムの3種類ある
- 楽天市場で年額11万円(月額9,667円)以上買い物をするなら、ゴールドが良い
- 海外旅行をよくするならプライオリティ・パスがついてくるプレミアムがよい
- 楽天市場で年間11万円も買い物をしない人はノーマルでOK
- ANAマイラーは楽天カードは効率よくないので、ノーマルで十分