今日は、今年になって増えたであろう、米国インデックス型ETFに関心がある人向けの記事です。
結論を先に書くと、インデックス型ETFを購入するならSBI証券が楽ですし、費用も安いのでおすすめです。
みなさんこんにちは&こんばんは。「極小なことからコツコツと」管理人のけんとです。
この9月はネット金融が騒がれました。
ドコモ口座で全く関係のない人が被害に合うケースが報告され多くの人がびっくりしたと思います。
その御、9月16日SBI証券も顧客資金が流出するという事件も起きています。
SBI証券、顧客資金9864万円が流出 偽口座に送金https://t.co/jqb7TYFDRi
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) September 16, 2020
自身のセキュリティへの意識をより一層高めていく必要がありそうです。
早くGoogleアカウントのような2段階認証導入してもらえないかなかぁ。
それでも万全のセキュリティではないですが。
渦中のSBI証券ですが、このブログでも度々登場しています(しかもどちらかというとポジティブな意味で登場です)。
特に、外国株の定期購入にはSBI証券をおすすめしますので、検討してみてはいかがでしょうか。

金融資産の運用は自己責任でお願いします。
米国ETF購入時のメリット①積立(定期買付)設定
この1つ目が一番大きなメリットになります。
証券会社の中で、SBI証券のみが設定で米国株の定期買付を行うことができます。
楽天証券やマネックス証券では米国株の定期買付はできません。
使い方は簡単です。
SBI証券にログインし、右サイドメニューから「外国株式」を選びます。
外貨建商品取引サイトに移動します。
次に、上部のメニューバーから「取引」を選びます。
取引画面から「定期買付」を選択し、銘柄を探すの部分に「銘柄名またはティッカーシンボル」で検索を検索します。
あとは定期買付の設定(株数(または金額)、頻度、特定口座かどうか、外貨決済かどうか)を設定すればOKです。

米国ETF購入時のメリット②買付手数料無料
2つ目のメリットは、一部の人気米国ETFの買付手数料が無料になっていることです。
以前の記事でも少し紹介しましたが、下記の米国ETF9銘柄が買付手数料が無料になっています。
後半の4つはあまり目にしない銘柄です。
- VT(ヴァンガード全世界株式)
- VOO(ヴァンガードS&P500)
- VTI(ヴァンガード全米株式)
- IVV(iシェアーズS&P500)
- SPY(SPDR S&P500)
- EPI(ウィズダムツリーインド株式)
- DHS(ウィズダムツリー米国高配当株式)
- DLN(ウィズダムツリー米国大型株式)
- DGRW(ウィズダムツリー米国グロース株式)
通常の米国株式・ETFであれば約定金額の0.45%(上限20ドル)が買付手数料としてかかってしまいます。
購入・売却の往復で考えると0.9%(上限40ドル)の手数料です。
一旦がっつりと購入して何年もホールドする人は手数料によるデメリットは少ないです。
一方で、ちょいちょいと購入・売却をする投資家にとってはこの手数料は超重要です。
このちょいちょいと購入するという投資家には、定期買付(積立)をしていく投資家が含まれますよね。
例えば、毎月10万円投資していくというような投資家もここに含まれます。
毎月10万円分ETFを購入すると、約450円の手数料を毎月支払うことになります。
結構痛いですよね。
単純に年間利回りが0.45%低下するということと同じです。
(売却の場合は売り方に依存してしまいますが、上限20ドルで売っていけばもう少し手数料を抑えることはできます)
だからこを、定期買付を行う人にとって、買付手数料が無料というのは大きな意義を持つんです。
そして、この無料となる銘柄9種類のうち、みんな大好き銘柄が5つはいっています!
VT、VOO、VTI、IVV、SPYです。
ETF.comの運用資産ランキングを見ると、
VT(71位)、VOO(4位)、VTI(3位)、IVV(2位)、SPY(1位)
になっています。
VTは少し順位が低いですが全世界投資ができるETFとしては優秀です。
VT、VTI、VOOなどの運用成績に関する記事は過去に書いていますので、併せて読んでもらえたら嬉しいです。
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【米国人気ETF】定番4種を比較:過去データからはこれがおすすめ
新型コロナに加えて日本市場も暗い影が見えてきていて景気がどうだろう状態ですね。 わたしは基本的に長期投資好きなので、いずれにしろちょいちょい毎月買い足していくだけです。 みなさんこんにちは。管理人のけ ...
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ちなみに、EPI、DHS、DLN、DGRWはランキング100位までに入っていません。

米国ETF購入時のメリット③為替手数料が安い
3つ目は、SBI証券だと為替手数料が安いです。
正確には、SBIグループの住信SBIネット銀行でドル転をして、SBI証券に外貨のまま資金移動をする方法です。
円転の場合はその逆です。
住信SBIネット銀行でドル転・円転をおこなうと、1ドルにつき手数料が4銭で済みます。
楽天証券だと25銭です。
1ドル105円だとすれば、SBI証券系列だと為替手数料が往復0.076%なのに対し、楽天証券だと0.476%にまで跳ね上がります。
運用益がそれだけ減ってしまうことになります。
為替手数料も無視できない大きさなので、それが低いSBI証券はとっても魅力的です。
このことについては、下記の記事でまとめていますので、よければ読んでみてください。
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【外国株投資】証券会社の為替手数料の違いによってこれだけ変わる!
ここ最近は米国株や全世界投資など注目が集まっています。 わたしもその口に乗っかって色々と調べて勉強しているところです。 調べれば調べるほど知らないことや新しい発見ができて楽しいです。 みなさんこんにち ...
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まとめ
まとめます。
ここがポイント
- 米国株ETF(特に、VT、VOO、VTI、IVV、SPY)を定期買付するのであればSBI証券がおすすめ
- 定期買付機能はSBI証券のみ
- SBI証券はVT、VOO、VTI、IVV、SPYの買付手数料は無料(楽天証券も同じ)
- SBI証券は為替手数料が安い(正確には住信SBIネット銀行)